久々の…
ごぶさたです、タワーです。
めんどくさがりのため、すぐ立ち止まってしまいます。
でもそうも言ってられないのです。
止まると不安になるのです。
と思ったらこの猛暑!!
また止まりたくなります(^_^;)
というわけで、リハビリがてら以前ツイッターでもふれた僕の近所の話を。
今住んでいるところの最寄り駅のバスのロータリーの片隅に、たまに出没するオジサン達がいる。
年齢は30~50代くらい。
体格は普通、というかむしろ小柄で細身の人が多い。
どちらかといえば優しげな人が多いように思う。
初めて見たときは社交ダンスの練習をしているのかと思った。
オジサンたちが二人一組で何かをしていたからだ。
よく見ると片方のオジサンが胸ぐらをつかむような動きをしながら進むと、もう片方のオジサンが後退しながらそのオジサンをいなすような動きをしていた。
それを交互に役割を交代してひたすら繰り返す。
まるでダンスのフリを体に入れるかのように軽やかにひたすらに。
しばらくその動きを繰り返しているかと思ったら、今度は向かってくるオジサンをいなして突き飛ばすような動きに変わり、やはり交互に繰り返す。
どうやら何かの格闘術的な練習をしているようだ。
駅のロータリーで。
このロータリーにはダンスの練習をしている女のコの集団や、ギターをかき鳴らして歌う若者、スケボーに興じるあんちゃん達などがいるが、戦うオジサン達はその中でも異彩を放っている。
その優しげな見た目もあり、突き飛ばされるオジサンはすごく気の毒に見えた。
後日、戦うオジサン達はまた駅のロータリーにいた。
今度は片方のオジサンは手に何かを握っていた。
30cmくらいの木の棒だ。
どうやらナイフを持った相手を想定した戦いのようだ。
ナイフを突き出してくるオジサンを「はい!はい!」と軽くいなすオジサン。
いや、ナイフ持った相手をそんな合いの手入れるみたいに軽くいなせないでしょ!
そんなこっちの気持ちなんか知ったこっちゃないと交互にひたすらナイフで突き、それを軽くいなすオジサン達。
あ、でも軽くいなせるようになるように練習してるのか。
そしてそうなれるとこのオジサン達は信じて練習してるのか。
そう思うとなんだかオジサン達が恐ろしい兵士に見えてきた。
最近もオジサン達は駅のロータリーで戦っていた。
今度は一人の教えるオジサンを前に皆で両手を左右に払うような動きを繰り返していた。
それは盆踊りの振りのようでもあり、その様子はまさしく踊りの練習をするオジサン達のようだ。
でも、それは恐ろしい戦うオジサン達なのだ。
僕の最寄り駅のロータリーに集う兵士のオジサン達なのだ。
ちなみにその様子を遠くからスマホで撮影して後日知り合いに見せようとしたら、その前にスマホを落として液晶が壊れて修理に出すことになってしまった。
その際にオジサン達を撮影したデータも消えてしまった。
スマホを落とした時、遠くからオジサン達の「はい!はい!」という声が聞こえた気がした。
秋から舞台に立ち出します。
最近のコメント