ひなた号の冒険、ちょっとふりかえり その2
ひなた号の冒険にはたくさんの子どもたちが出演しています。
オーディションを勝ち抜いてきた子どもたち。
中にはもはや常連となっている子どももいます。
最初にタワーが参加してから3年。
チビ助だった子がお兄さん、お姉さんになり、
小学生だった子も中学生になり大人の顔をみせ、
あのとき泣いてるばかりだったあの子が、今や子どもたちのリーダーに!
頼りなかったあいつも、なんだか風格が出ていたり、
手のひらに乗るんじゃないかと思うほどちっこかったあの子らは、身長が倍ぐらい伸びてたり(笑)、
くそガキだったあいつは大人になった、とみせかけて変わってなかったり(笑)
子どもたちがスルスル成長する姿を目の前で見れることがひなた号の冒険に参加する醍醐味の一つ。
すごく刺激と緊張感をもらえる。
少しでも自分が刺激になってるといいなあと思う。
だって何もできなくて泣いてたアイツが演出家に「もうやめてー!」と言わせるぐらいあの手この手で毎回芝居を良くしようと変えてきたり、ふわふわしてたあの子が悪いところが一つもなくてむしろ褒めちぎりたいくらい!と評価されてたり、その場の演出の変更に笑顔ですぐ対応してきたりするんだぜ。
しかもすごくキラキラした顔で♪
これは負けられない!ってなるでしょ!
今回は分散して稽古してたので、最後の方までなかなか一緒の空間に入れなかったけど、それでもたくさんの成長をみせていただきました。
ありがとう。
なにげに印象に残ってるのは、ちびっ子たちと休み時間に繰り広げられたクイズ大会。
クイズと言っても「私の誕生日はー?」とか「私のお姉ちゃんの誕生日はー?」とか「私のお母さんの誕生日はー?」とか「私の好きなものはー?」とかの何アピール!?というやつですが(笑)
そんなの知るかー!!、と言いながら答えるの楽しかったなぁ。
そのうち「なぜ私がこれを好きになったのか?」を語りだす子もいて、その時の笑顔が舞台上に出たらいいなとか思ってた。
中にはダンスしたりすることで手一杯で無表情になってしまう子もいたからなー。
でもそんな子もダンス踊りきった時にいい顔するんだよなー。
もうちょい余裕出てきたら舞台上でこの顔みれるのかなーとか思い始めると、まわりの大人が「次も次も!」ってなるんだよなぁ(笑)
そんなタワーも稽古で絶賛成長中!?
来月の劇団唐ゼミ☆『唐版 風の又三郎』の情報はこちら。
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